この楽器、なんだかわかりますか?
「二胡」という楽器です。
擦弦楽器の一種で、2本の弦を間に挟んだ弓で弾く。琴筒はニシキヘビの皮で覆われています。
原型楽器は、唐代に北方の異民族によって用いられた奚琴という楽器であるとされてるそうです。
この頃は現在のように演奏するときに楽器を立てず、横に寝かせた状態で棒を用いて弦を擦り、音を出してました。
宋代に入り演奏時に立てて弾く形式が広まり、この頃には嵆琴と字を変えて呼ばれるようになったそうです。
また同じく瀋括《夢渓筆談》の記録より、宋代で既に馬の尻尾が弓に用いられていた様子が伺えます。
近代になり劉天華等によって演奏技法が高度化され、それに伴い楽器自体も改良が重ねられたようです。
1920年代、西洋音楽が中国に大量に入り、劉天華をはじめとした音楽家たちは中国の伝統文化と融合させた
新しい音楽や奏法を開発したそうです。
現在普及している形は、1950年代から(文化大革命の停滞期を挟み)1980年代ごろに出来上がったものが
基本となっています。
本日のケアラーズ・カフェは「二胡の演奏」でした♪
♪千の風にのって
♪花は咲く
♪悲しくてやりきれない
♪牧羊姑娘(ムーヤングーニャン)など
癒される音色に皆さん、うっとりです(^^♪
演奏後は二胡に実際触らせていただきました(^^ゞ
次回のケアラーズ・カフェは「折紙でランドセルを作ろう」です
日付 3月13日(日)13時から
場所 東海市観光物産プラザギャラリー内
材料費 100円
by桜